兄弟を比べながら育てると・・・
兄弟を比べながら子育てを行う親がいます。
実際に私の周りにもそういった親がいました。
お兄ちゃんのほうは、運動神経抜群、背が高くて、かっこ良く、かつ勉強もかなりできる。
これに対して弟のほうは、運動神経抜群(兄よりおとる)、背は低く、容姿は普通で、勉強も中の上くらいだった。
この兄弟の親は、弟に対していつも「やっぱりお兄ちゃんのほうが、何やってもできるわね」と言い続けました。
その結果どうなったでしょう?
その弟は、普通の子よりもかなり運動神経もよく、勉強もそこそこできる子であったにもかかわらず、非常に大きな劣等感(れっとうかん)・疎外感(そがいかん)を親によって植えつけられたのです。
その子は、兄に対する劣等感と親から受け入れられていないという疎外感に、さいなまれ、自信喪失し、人間エネルギーの元である「感情」が失われてしまったのです。
私は最近、その弟に10年ぶりくらいに再会しましたが、全く感情の見えない無表情な顔つきで、無気力な状態でした。
このように子どもの能力ではなしに、親の接し方によって、その子の人生は大きく変わる可能性が高いのです。
子育てを行うときは、比べるのではなく一人ひとりの個性や良い点を認めてやり、公平に愛情を与えることが大切なのです。
