親にむごく育てられた40歳代の男性の事例。
これは私の遠い親族の悲しい話です。
両親とは死別。完全に天涯孤独です。
一人っ子で、40歳で独身。仕事は友人の会社のアルバイト。それも週何日あるかわからない。
平気で嘘をつく癖があります。その場をやり過ごすためなら、何でも嘘をつきます。
なぜこのような状況になってしまったかというと、親が子どもを溺愛(できあい:とってもかわいがること)しすぎて、こどもが困ったらすぐに手を出して助けてあげるような育て方をしたからです。
子どもが自分で解決するための手助けをするのは良いことですが、親自身が手を出して解決してはいけません。
また、こどもが欲しいものをすべて買い与えてしまいます。
このようなことをして子どもを育てると、自分では何もしない何も出来ない子どもになります。
それだけではなく、我慢(がまん)強さも全く育ちません。
また競争心も育ちません。
このような育て方はまさに「むごい」と言えるものでしょう。
結果的に子どもは自立できず、仕事も忍耐力がないため、ちょっとのことでやめてしまい、転々として仕事が続かない状態が続きます。
また、そんな甘ったれた人と結婚したいと思う人はいるはずもありません。
まさに悲惨な人生を歩んでしまいます。
これは完全に親の子どもへのかかわり方が「むごい」ものだったからといえるでしょう。
大人になってからも親のせいにしてはいけないという人もいるでしょう。
しかし習慣化されたものは、自分で意識してもなかなかなおるものではありません。
子どもの幸せを考えるのなら、溺愛しすぎてダメ人間に育てないように注意する必要があります。
